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【決定版】逆上がりの8つのポイント

『逆上がりができない』と悩んでいる子どもたちはたくさんいると思います。


そして、そんな子どもたちをサポートし、逆上がりができるようにしてあげたいと心から思っている保護者の方もたくさんいます。


今回は、逆上がりのコツを詳細に8つのポイントに分けて紹介します。


逆上がりの方法は一つではなく、人それぞれに合ったやり方があるので、最後までしっかり見て、自分に合うポイントを見つけてくださいね!




動画で詳しく解説してます↓↓↓



逆上がり8つのポイント

1. 手の曲げ方

2. 手の握り方

3. 立つ位置

4. キックのイメージ

5. キックとジャンプの連動

6. キックの振り抜き

7. キックのつま先までの意識

8. 目線のポイント



1. 手の曲げ方

逆上がりを成功させるためには、手の曲げ方が非常に重要です。一般的には「手をしっかり曲げましょう」と言われますが、具体的にどう曲げれば良いのでしょうか?鉄棒を握っている手をそのまま引っ張るように曲げるのではなく、お腹に鉄棒がくっつくように肘を後ろに引くイメージで曲げましょう。このとき、手前に引くと鉄棒が鎖骨や胸の方にくっついてしまい、逆上がりは成功しません。肘を後ろに引くようにすることで、鉄棒がお腹やへそのあたりにくっつき、逆上がりがスムーズに行えます。


悪い例:

手前に引いてしまうと、どんなに頑張って体を曲げても逆上がりができません。


良い例:

逆上がりを始めたら、持っている鉄棒をお腹、へそのあたりにくっつけるように肘を曲げます。この手の曲げ方がまず大事です。




2. 手の握り方

手の握り方には順手(手のひらが自分の方を向く)と逆手(手のひらが外側を向く)があります。どちらが逆上がりに向いているのかは人によります。自分がどちらの握り方のほうが鉄棒をしっかり握れるか、試してみましょう。指導してきた経験から、逆手のほうが力が入りやすい子が多い印象があります。


実際の例:

順手と逆手で逆上がりをやってみて、どちらが自分にとって力が入りやすいかを確認してください。

【順手】

【逆手】




3. 立つ位置

逆上がりをする際に重要なのは、どの位置に立つかです。前の足が鉄棒の前に、後ろの足が鉄棒の後ろに位置するように立ちます。こうすることで、前にキックしてしまうのを防ぎ、後ろにキックしやすくなります。逆上がりは後ろに回転しながら鉄棒の上に登る技なので、最初から少し前にポジションを構えて後ろにキックする感じでやると良いでしょう。




4. キックのイメージ

逆上がりをするときのキックは、頭の後ろにボールがあると思って、それをキックするイメージで行います。自分の頭の後ろにボールがあるとイメージし、そこを勢いよくキックすることが重要です。このイメージでキックすることで、逆上がりがスムーズに行えます。


実際の例:

頭の後ろにボールがあると思って、

それを勢いよくキックするイメージで行います。




5. キックとジャンプの連動

キックだけではなく、キックしながらもう片方の足でジャンプすることが重要です。キックするタイミングでジャンプを意識すると、逆上がりがスムーズに行えます。前の足に体重をかけてから、後ろの足でキックしながらジャンプする意識を持ちましょう。


実際の例:

右足でキックする場合、キックのタイミングで左足でジャンプしながらキックする意識を持ちます。




6. キックの振り抜き

キックした足を地面まで振り抜くイメージを持つことが重要です。キックの勢いが足りないと感じる場合、地面までキックを振り抜くイメージを持つことで、逆上がりのスピードと勢いが増します。


実際の例:

キックする足を地面まで振り抜くイメージで行うと、逆上がりのスピードが増します。




7. キックのつま先までの意識

キックするとき、つま先までしっかりキックするイメージを持ちましょう。膝を曲げた状態でのキックではなく、つま先まで伸ばしてキックすることで、逆上がりの勢いが増します。


悪い例:

膝を曲げた状態でのキックは、勢いが足りないことがあります。


良い例:

つま先までしっかりキックすることで、逆上がりの勢いが増します。




8. 目線のポイント

逆上がりをするとき、どこを見るかも重要です。お腹を見る、鉄棒を見るというアドバイスがありますが、今回はキックしたつま先を見ることをおすすめします。キックしたつま先を見ることで、逆上がりの回転を助ける効果があります。


実際の例:

キックしたつま先を見続けることで、逆上がりの回転がスムーズに行えます。





補足

逆上がりで上に登るところまで行けたけれど、その後起き上がれない場合があります。特に小学校低学年や幼稚園の子どもたちに多い問題です。この場合、肘を曲げて足を真下に下ろすことを意識しましょう。


実際の例:

お腹に鉄棒が引っかかっている状態から、肘を曲げてみぞおちの方に鉄棒をくっつけるようにし、足を地面の方に向かうように下ろします。






最後に


逆上がりの技術ややり方をしっかり理解することも大事ですが、「できる」という自信を持つことが何より重要です。たくさんチャレンジして失敗を重ねることで、自信がなくなることもあるかもしれません。しかし、自信を持って練習することが成功への近道です。逆上がりを通じて、自分を信じる力を養っていきましょう。


今回のポイントを参考にして、逆上がりの練習を頑張ってください。成功を信じて、楽しく練習しましょう!

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