【初心者必見】倒立が完成するまでの『7ステップ』
- まさひろ 佐々木
- 5月23日
- 読了時間: 4分
今回は、倒立を完全にマスターするための『7ステップ』をご紹介します。
倒立が全くできない方でも、このステップを順に踏んでいけば、最終的には美しい倒立ができるようになります。
この内容は、初心者だけでなく、指導者の方々にも役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

動画で詳しく解説してます↓↓↓
倒立マスターへの道
目指すべき倒立の姿
ステップ1:カエルジャンプ
ステップ2:チョキから倒立(Part 1)
ステップ3:トンネル(斜めの壁倒立)
ステップ4:チョキから倒立(Part 2)
ステップ5:壁倒立(壁から10cmの距離)
ステップ6:チョキから倒立(Part 3)
ステップ7:倒立静止
【目指すべき倒立の姿】
倒立の最終形を明確にイメージすることはとても大切です。
背中がまっすぐで、足は揃えられており、指先まで力が入った状態です。

これを目指して、以下のステップを進めていきましょう。
【ステップ1:カエルジャンプ】


ポイント
・手の位置:両手を肩幅に広げ、しっかりと床につけます。この時、手と手の間を見ることが重要です。
・ジャンプの高さ:最初は低くても構いません。ジャンプを繰り返すうちに、徐々に高さを上げていきましょう。
・肘を伸ばす:ジャンプする際、肘が曲がらないように意識します。肘が曲がるとバランスが取りづらくなるため、必ず伸ばすことを心掛けましょう。
・頭の位置:頭が下がりすぎないようにし、視線を手と手の間に固定することで、倒立に必要なバランス感覚を養います。
【ステップ2:チョキから倒立】


ポイント
・片足を後ろに伸ばす:ジャンプ前に片足を後ろにしっかり伸ばして準備します。このとき、後ろ足が曲がらないように注意しましょう。
・ジャンプのタイミング:後ろ足を勢いよく振り上げながらジャンプします。勢いが弱いと倒立の姿勢を作るのが難しくなりますので、しっかりと振り上げることが大切です。
・視線:ここでも手と手の間を見ることを忘れずに。
【ステップ3:斜めの壁倒立(トンネル)】

ポイント
・斜めの倒立:壁を使って斜めに倒立します。壁が支えになるので、安全に倒立の姿勢を体に覚えさせることができます。
・角度の調整:壁と体の角度を45度程度に保つと、倒立に必要な筋力を鍛えやすくなります。斜めの角度は、バランスを崩した際に安全に降りることができる利点もあります。
・遊び感覚:子ども達と一緒にトンネルを作るなど、楽しみながら練習できるように工夫しましょう。遊びの要素を取り入れることで、無理なく続けることができます。
【ステップ4:チョキから倒立】


ポイント
・立った状態から:このステップでは、立った状態から倒立に入ります。地面に手をつくタイミングと同時に、後ろ足を大きく振り上げましょう。
・両足を伸ばす:倒立の途中で、後ろ足が曲がらないように意識し、さらに地面につく手の反対側の足も伸ばします。
・リズム:手をつくタイミングと足の動きを合わせるリズムを覚えることが重要です。タイミングが合わないと、スムーズな動きができなくなります。
【ステップ5:壁倒立(壁から10cmの距離)】

ポイント
・壁からの距離:最初は壁に近づきすぎず、10cm程度の距離を保つことで、バランスを自分の力で取る練習ができます。
・顎を壁に近づける:壁倒立の際、顎が壁に触れるくらい近づけると、倒立の姿勢がまっすぐになりやすいです。
・段階的な練習:いきなり壁から10cmの距離にするのが難しい場合は、少しずつ距離を縮めていく方法もあります。
慣れてきたら、手を壁に近づけていき、倒立の姿勢を保ちましょう。
【ステップ6:チョキから倒立】




ポイント
・足を閉じる:倒立に入ったら、上で足を揃えて閉じます。
・腕の位置:倒立の最中、腕が耳から離れないように注意します。
・肩のライン:耳の横に腕を持ってくることで、肩のラインがまっすぐに保たれます。
肩のラインが崩れると、倒立の姿勢が不安定になりますので、このポイントにしっかり注意しましょう。
【ステップ7:倒立静止】
ポイント
・静止の練習:倒立の最も難しい部分は、この静止です。まずは少しでも止まれるようになることが目標です。倒れそうになったら、肩の位置を調整するなどして姿勢を戻します。
・微調整:倒立中に姿勢が崩れた場合、
★前に倒れそうであれば肩を後ろに引く

★後ろに倒れそうであれば肩を前に押し出す

元の姿勢に戻す練習を繰り返します。
倒立静止は繰り返し練習することで、少しずつ上達します。最初は数秒でも止まれれば良いので、焦らずに進めましょう。
倒立の練習は、楽しみながら継続することが最も大切です。
この7ステップを一つずつ確実にクリアしていけば、最終的には美しい倒立ができるようになります。
焦らず、じっくり取り組んでください。頑張って練習を続ければ、必ず成果が出ます!
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